Rustのインストール
Rustをインストールするには、Unixをお使いなら、
以下をターミナル上で実行して、画面の指示に従って下さい。
curl https://sh.rustup.rs -sSf | sh
Windowsをお使いなら、
rustup‑init.exe
をダウンロードして実行し、画面の指示に従って下さい
Rustのインストールに関する注意
rustup
を使ったツールチェーン管理
Rustは
rustup
を使ってインストール及び管理されます。
Rustは6週間の
高速リリースプロセス
を採用しており、
多数のプラットフォームをサポートしています
ので、いつでも複数種類のRustのビルドが利用可能です。
rustup
は全てのRustがサポートするプラットフォーム上で全く同じようにこれらのビルドを管理し、
betaやnightlyのリリースチャネル、追加のクロスコンパイルターゲットからのインストールも可能にします。
さらなる情報は
rustup
のドキュメントを参照して下さい。
PATH
環境変数の設定
Rustの開発では、全てのツールは
~/.cargo/bin
ディレクトリにインストールされるので、
rustc
, cargo
、rustup
などのツールがそこにある筈です。
従って、Rustの開発者は慣例的にこのディレクトリを
PATH
環境変数
に含めます。
インストール時に、rustup
がPATH
を設定しようとしますが、 プラットフォームごと、シェルごとの差異、あるいはrustup
のバグのためにPATH
への変更が反映されない場合があります。その場合はコンソールを再起動するか再ログインしてください。それでも反映されない場合は失敗しています。
もしインストール後にrustc --version
を実行してみて失敗するなら、恐らくPATHの設定に失敗しているのが原因でしょう。
Windowsでの留意事項
Windowsでは、Rustは追加でVisual Studio 2013以降のC++のビルドツールを要求します。 入手するにはVisual C++ビルドツールを同梱している Microsoft Visual C++ Build Tools 2017 をインストールします。 あるいは、Visual Studio 2015かVisual Studio 2013を インストール して、インストール時に「C++ tools」を選択します。
WindowsでのRustの設定方法についてのさらなる情報は
Windows向け rustup
ドキュメントを参照して下さい。
その他のインストール方法
上記のrustup
を使った方法がほとんどの開発者に推奨されるRustのインストール方法ですが、必要に応じて
他の方法でインストールすることも出来ます。